パソコン故障!そんな時に備えて
あけましておめでとうございます。
新たな年が始まりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
去年に引き続き、今年もより質の良いサポートができるよう精進してまいりますので、担当させていただいた際にはどうぞよろしくお願いいたします。
さて、今回のコラムですが急なパソコン故障に備えてのバックアップについてです。
毎月月末~月初にかけて、「パソコンが壊れてレセプト作業ができなくなってしまった」というお問い合わせを多くいただいております。
提出前なのにデータが残っていないので打ち直し!間に合わない!という事態を避けるためにも、定期的なバックアップをお勧めいたします。
◎なお、これからご紹介する方法はローカル版でのみ行うことができる操作です。
クラウド版をご利用の場合は、来院データはクラウド上に保存されるため不要です。
その他クラウド版では、更新プログラムの読み込みが不要・新しいパソコンさえあればデータ復旧可能というメリットがあります。
※バージョン確認方法
ローカル版はメディカルクトップ画面右上に「V4」、クラウド版は「V4 Cloud」と表示されています。
①パソコンにバックアップを取るためのUSBを差します。
②デスクトップにある「USBメモリバックアップ」というアイコンをWクリックします。
※アイコンはパソコンによって異なることがあります。
③「データを圧縮しています」という表示が出ますので、そのままお待ちください。
データ量が多い場合、時間がかかることがございます。
④「バックアップが完了しました」の表示が出たら、USBを抜いてください。
!バックアップが取れない場合!
メディカルクのインストール時に設定せず初めてバックアップを行う場合や、前回バックアップを行ったものとは違うUSBを使用する場合は、保存先のドライブを指定する必要があります。
①まず、USBを差した状態でデスクトップ上の「PC」を開いてください。
②「デバイスとドライブ」の枠内にあるUSBを確認します。(画像ではミニッツという名前になっています)
名前の横にある(〇:)の〇にあたるアルファベットが、そのUSBのドライブ名になりますので控えておいてください。
③USBメモリバックアップのアイコンを右クリック、プロパティを開きます。
④「リンク先」に入っている文章の後ろを以下のように変更します。
C:Rezept3\backup32.EXE
↓
C:Rezept3\backup32.EXE△@pack.fil△〇:
△は半角スペース、〇は先ほど控えておいたドライブ名です。
:はキーボード上「け」のキーです。
⑤OKを押して閉じてください。
一度閉じると、再度プロパティを開いたときに入力した文字が消えていますが、設定は保存されていますので問題ございません。
クラウド版・ローカル版関係なく、作成した外字や印字調整の結果は上記のバックアップでは保存できません。
パソコンの買い替え、初期化や修理に出す前に弊社までご連絡ください。
遠隔が繋げる状態であれば、印字関連のデータも引き継げる可能性がございます。
まだまだ寒い日が続きますが、どうぞご自愛くださいませ。
本年もよろしくお願いいたします。