保険証情報から住所録を作ってみよう

2023/07/31

早い物で、2015年も残す所2ヶ月半となってしまいました。
年の瀬も近くなり、「患者さんに年賀状を出したいんだけど……」という
お問い合わせもちらほら聞こえるようになってきました。
メディカルクにも登録情報から患者さんの住所録を作る方法があります。今回は業界ニュースから少し離れて、住所録の作成方法をご案内します。

①メディカルクの「カルテ入力」から、F6「一覧」を押します。

②「患者番号入力」という表が出てきます。

下の方に「期間指定」という項目がありますので、
ここに数字を打ち込むことによって対象患者さんの絞り込みが行えます。
標準で入っている「140601」は、「平成14年06月01日」を表します。
(2014年かと思いますよね。でも平成です)
今年一年間で来院があった患者さんのみを対象にしたい場合は、「260101」と打ち込みます。

期間指定の設定が終了、もしくは指定が必要ない場合はそのままF8「確定」を押します。

③「患者一覧をエクセルに表示しますか?」(下図左)と表示されますが、
 「いいえ」を選択した方がはがき作成には早いです。
  その後、対象患者さんが表示されます(下図右)。

④一覧が表示されたらF8「CSV」を押します。

形式ファイル1か2を選べますが、抽出されるデータには以下のような違いがあります。

形式ファイル1……対象患者さんの患者番号、フリガナ、氏名、郵便番号、住所といった、
          はがき出しに必要な項目のみの抽出

形式ファイル2……対象患者さんの保険証情報や被保険者情報など、
          ありとあらゆる入力された保険証情報

よって、はがき住所録を作成するに当たっては「形式1」が最適です。

⑤形式ファイル1を選んでF8「確定」を押すと、データが作成されます。

OKを押して報告ウィンドウを閉じたら、メディカルクでやる事は終了です。
お使いのパソコンの「ドキュメント」を開いて下さい。
フォルダ内に「kanja_○○○○」(○の中は手順②で決めた期間指定の日付が入っています)というエクセルのファイルができているはずです。

⑥あとは上記のkanjaファイルをお手持ちのはがき印刷ソフト
 (筆まめや筆ぐるめなど)に読み込ませて下さい。

だいたいの印刷ソフトにはエクセルのファイルから住所録を作る機能があります。
具体的な方法は該当ソフトのマニュアルをご覧下さい。

以上で、メディカルクの登録データを使って住所録を作る方法となります。
もし不明な点がありましたらミニッツまでお問い合わせ下さい。