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柔整・鍼灸関連情報
『70歳~74歳の医療費負担 1割 → 2割に引き上げ?』 仁藤
2014.01.27

いつもお世話になっております。ミニッツの仁藤です。

昨年より話しが出ていた 70歳~74歳(前期高齢者)の医療費負担が26年4月1日より、
1割負担より2割負担になるのがどうやら本決まりのようです。

※但し、本コラム記載時の26年1月24日時点で、

 厚労省からの正式な通達文書は出ていないのでご了承下さい。


前期高齢(高齢受給者)について念のために説明致します。
69歳までは親保険(国・社・健・共)1枚のみの保険証で3割負担ですが70歳になると
前期(高齢)受給者証という保険証が追加発行されます。
内容は親保険の情報に 1割 or 3割 の記載が追加された保険証になります。

割合は世帯収入に応じて毎年 変更されます。

資格取得日は 70歳の誕生日の翌月(26年1月に70歳になった人の場合は 26年2月1日~。但し1月1日生まれの場合は、26年1月1日~)。

有効期限は 75歳の誕生日を迎える前日まで(75歳誕生日からは 後期高齢)。

昔は70歳になると、市町村管轄の老人保険証(27老人)が発行されたのですが、
少子高齢化により市区町村の財政が厳しくなってきた為、負担を減らす為できた制度です。

本来であれば2008年には、1割から2割に引き上げされる予定でしたが、高齢者の反発を避ける為、
患者窓口負担は1割 残りの1割分を年間2,000億円の税金投入し国が負担していました。


1割の保険証に 負担割合 2割(但し○年3月31日までは 1割)と記載があるのは制度上2割だけど、
今のところは1割でいいですよ といった事なのでしょう。

6年間 特例措置として引き上げをおこなわなかったわけですが、団塊世代が後3年位すると、
70歳代を迎え、今から 7年後には70歳~74歳の年代がピークを迎え

現状の 2,000億の税金投入が 3,000億円を超える試算があるようです。
まあ正直 払えんて事でしょうね。

26年4月1日よりの 2割引き上げですが、2点 注意点があります。

① 1割の人全員が2割になるのでなく、26年4月以降に70歳になる人が2割or3割になる。
  既に1割負担の人は1割のままです。

② 26年4月1日 生まれの人は 1割。26年4月2日生まれの人は 2割。
  1日の生まれの差で、5年間の医療負担が倍になってしまうわけです。


更に、前述した資格取得が誕生月の翌月の為、実際 2割負担の保険証が有効になるのは

26年5月1日以降 と言う事になります。

この窓口 2割 意外にご存じない方が多いのですが、現在でも1種類だけ2割負担の保険証?があります。 

皆さん レセプト用紙 右上を見て下さい。 本家区分の欄に “六歳”という項目があると思います。

義務教育就学前(6歳未満)2割 という制度があり

小学校入学前のお子さんの場合、通常の3割負担でなく 2割負担になります。

ただ 保険証にそのような記載はありませんし、実際は市町村が助成する 子供助成証が
ある地域も多く、窓口負担が実質0円なので、意外に知られていません。

整骨院の場合だと該当年齢の患者数も少ないという事もあるでしょう。

今まではあまり 窓口料金表に 2割負担はさほど必要なかったかもしれませんが、
本年度よりは、確実に2割の料金を頂く患者さんがでてきますので、
院の窓口負担金で2割負担を設定していないのであれば、早めに確認をしたほうがいいでしょう。

負担金の早見表は 平成25年5月 料金改訂時の表を以前 本ホームページにUPしておりますので、
下記にリンクを貼っておきます。


2013年04月03日 25年5月柔整 療養費改定決定後の窓口負担金はこうなる

(PDFファイルにてダウンロード可)


レセコンメーカーの人間としては この2割引き上げのソフト対応に、恐らく26年6月に施行される療養費改定のソフト対応が続き忙しくなるのが、目に見えてるので頭の痛いところです。

本年4月~6月にかけてご使用のレセコンメーカー様より、色々と変更ソフトが届くと予想されますので、
皆様 内容の確認とアップデートは必ず行うようにして下さい。


平成26年度の療養費改定については、情報が入り次第本ホームページ・メルマガで情報発信していく予定です。